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  2. 祭礼とは

私たち日本人は、山の神、海の神、風の神と自然に神々が司ると考え自然を崇拝し信仰してきました。

私たち祖先は農耕民族としての

春は農作物の豊作を願い
夏の自然災害の厄の除去を願う
秋は五穀豊穣を願い
冬は耐え忍ぶ

祭礼とは


山々、海、風への自然に畏れを感じ、絶大の力に対し
祈り感謝をし祈ってきました。


それが生活の中心であり慣習でありました。


神道の考えは今もなお祭礼にて色濃く感じることができます。

そこには、日本人が自然と接し暮らしてきたアイデンティティーのすべてが含まれております。

日本の自然は、 モンスーン気候帯に包まれ、 日本列島を横断する長大な山脈を水源にして盆地に人里に恵みを与え、そして海に達します。

私たちの先祖は、大気と水の循環に基づく豊かな自然の恵みを「霊的な神仏の働き」と心得て、季節の折り目ごとに山から神霊出現・誕生の神事を催しました。

そのためにも海浜に降りて海水でみそぎをする神事を心がけるのが、全国各地のいわば「生まれ清まり」の祭礼文化であったのです。

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